サウナの種類・正しい入り方を徹底解説!

最近では若い女性からも人気の高いサウナ。

一般的なサウナとしてはドライサウナが主流ですが、他にはいったいどんな種類のサウナがあるのでしょうか?

詳しく解説します。

サウナの種類

サウナの種類は様々ですが、温度や湿度の違い・サウナストーブの違いによって区別するのが一般的です。

①乾式サウナ(ドライサウナ)

引用:https://life-baton.cel-co.com/article/1070

現在の日本でも最もメジャーなタイプで、高温低湿のカラッとしたサウナです。

温度は80℃〜100℃程度に設定されていることが一般的で、湿度は10%程度。湿度が低いため発汗するまでに時間がかかりますが、高温のためしっかりと汗をかくことができ、その爽快感から最も人気のサウナとなっています。

温度:約80℃〜100℃ / 湿度:約10℃

②ミストサウナ

引用:東京荻窪天然温泉 なごみの湯(東京都杉並区)

ミストサウナは「湿式サウナ」に属し、細かい霧状の温水を浴室内に噴霧するものです。70℃くらいの温水をミスト(霧)にして噴射し、室内の温度と湿度を上げていきます。浴室内の湿度は100%まで高まります。

アロマやヨモギ、薬草などを使用したミストサウナなどバリエーションは豊富にあります。

ドライサウナのような高温・低湿度の熱気による息苦しさが少なく、低温・高湿度なので快適な入浴を楽しむことができ、肌や髪の毛にも優しいサウナとなっています。

温度:約50℃ / 湿度:100%

③スチームサウナ

引用:天然温泉アーバンクア(愛知県名古屋市)

スチームサウナとは、水を沸騰させて発生した蒸気により身体を温めるサウナです。ロウリュなどでサウナストーンに水をかけて発生させる蒸気とは異なり、通常はボイラーなどで圧力をかけサウナ室内に噴霧して温度と湿度を上げていきます。

室内温度は40~50℃で湿度は約100%と、温度が低く湿度が高いので身体への負担が少なく、ゆっくりと汗をかくことができます。

温度:約40〜50℃ / 湿度:90〜100%

く、「ミストサウナと何が違うの?」と聞かれることがありますが、ミストサウナは「霧」です。

ミストサウナは「霧」スチームサウナは「蒸気」と覚えておきましょう。

④ロウリュウサウナ(フィンランド式サウナ)

引用:登山やキャンプや日々のこと「南光自然観察村」

ロウリュウサウナ(フィンランド式サウナ)では主に電気ストーブ・薪ストーブを使用します。

ストーブ上のサウナストーンにアロマ水、水をかけてロウリュウをし、蒸気によりサウナ室内の温度と湿度を上げ発汗を促すのが一般的な入り方になります。

元々の温度は低いので、ゆっくり入る方はそのまま、しっかり発汗をしたい方はロウリュウします。

温度: 約60〜80℃/ 湿度:約20〜30%

⑤遠赤外線サウナ(コンフォートサウナ)

引用:川崎「千年温泉」

家庭用サウナとして導入されている一般的なものが遠赤外線サウナ(コンフォートサウナ)で、ドライサウナほどではないものの高温が特徴のサウナです。

室温は約70~90℃と高温ですが、遠赤外線を利用しているので室内に入る際に感じる熱さはさほどありません。遠赤外線サウナの最大の特徴は、身体の芯からしっかりと温めることができ、それが持続する点です。

また、ガスを使用しているのがほとんどで、ランニングコストが安く済むというのも多くの施設が利用する理由でもあります。

温度: 約70〜90℃/ 湿度:約10〜15%

⑥ロッキーサウナ

引用:サウナ & カプセル アムザ

ロッキーサウナは、ロッキー山脈が由来のサウナで、ストーブ式サウナにサウナストーンが設置されたサウナです

高温の室内で熱々になったサウナストーンに水をかける(ロウリュウ)と、蒸気や遠赤外線によって発汗しやすくなります。

水をかけることで湿度も高くなり、息苦しさが解消されやすいのも特徴です。

いわゆるフィンランドサウナのカテゴリーになります。

温度:約60〜80℃/ 湿度:約20〜30%

⑦塩サウナ

引用:駿河健康ランド

塩サウナは50~60度のサウナ内で、塩を身体に乗せて入るサウナの事で、塩が汗で溶けてきたら身体全体に伸ばしていきます。

古い角質を溶かしたり殺菌作用もあったりと、実は健康的にも美容的にも効果があるのが塩サウナです。

温度:約50〜60℃/ 湿度:約20〜30%

⑧ボナサウナ

引用:SAUNA TIME

ボナサウナとは、座るベンチ下にサウナヒーターが格納されているサウナの事です。
格納されているため、サウナ室内を広々と使用することが出来ます。

室温は高温の場合もあればそうでない場合もあり、施設によってはミストタイプを導入している所もあります。
ベンチから伝わる熱さを感じながらじっくりと発汗していきます。

温度:約80〜90℃/ 湿度:約15%

⑨マグマ式サウナ

引用:https://www.wwdjapan.com

MAGMA(天然溶岩)を水蒸気で温めることで、低体温の改善や美容効果・ストレス発散など多くの健康を促進するサウナ

世界3か国でしか特許取得されていない特殊技術は現在、年間累計200万人以上の方にご利用されるなど、人気となっています。

⑩スモークサウナ

引用:https://metos.co.jp

「元祖サウナ」「キングオブサウナ」ともいわれるスモークサウナ
薪を燃やしたり、ストーブに乗せたサウナストーンにロウリュして室内を温めます。

スモークサウナには煙突がなく、薪を燃やして煙と熱気、ロウリュウの蒸気を小屋の中に閉じ込めます。その後サウナ室内が温まったのを確認し、通気口から煙を出し、人が入れる状態にすることでサウナを楽しみます。

⑪ケロサウナ

引用:伊東遊季亭

ケロとは、フィンランドのラップランド地方の森林で採取される、非常に希少でフィンランド内でもとても高価な天然木「幻の木材」です。シルバーパインとも呼ばれています。その稀少性から、国内でも体験できる施設はほとんどありません。

ストーブ自体はフィンランドなどの海外ストーブや国内ストーブ(電気ストーブ)を使用します。

温度:約60〜80℃/ 湿度:約20〜30%

⑫アイスサウナ

引用:龍トウ

アイスサウナやスノーサウナともいいますが、氷、もしくは雪で作られたサウナです。

日本の中でも積雪の多い地方でしかできない為、場所は限られてしまいますが、期間限定感と冷たい小屋の中でのサウナは間違いなく素敵な体験となるでしょう。

正しいサウナの入り方

最後に、サウナの正しい入り方について解説します。

①サウナ室に入る前に身体を洗う

サウナに入る前に、まずはしっかり髪・身体をよく洗いましょう。
他のお客さまへのエチケットであり、サウナ室をきれいに保つためのマナーです。

また、汚れを落とすことによって皮膚の汗腺が開き、汗をかきやすくなるメリットもあります。

②サウナ室に入る

身体を洗ったら、サウナ室に入りましょう。

階段状になっているサウナ室の場合、上段になるほど温度が高くなります。
そのため、初心者はまずは温度が低い下段に座ると良いでしょう。

サウナには大体5~10分くらいを目安に入ると良いでしょう。

③水風呂へ

サウナから出たら、水風呂へ移動します。入る前には必ず、かけ湯で汗を流してから入りましょう。
汗をかいたまま入るのは、浴槽の水が汚れ、他のお客さんを不快にさせてしまう原因にもなるのでマナー違反です。

水風呂には、大体1〜2分くらいを目安に入ると良いでしょう。

水風呂に長時間入ると、体温が低下し低体温症になる危険もあるため、まだまだいけると思っていても、長時間の入浴は避けるようにしましょう。

④休憩スペースで休憩をとる

水風呂から出たら、すぐにまたサウナへ入ろうとせず、休憩スペースで大体5~10分の休憩をとりましょう。

休憩が終わったら、使用した椅子にかけ湯をする配慮も忘れずに。

⑤ ②~④を2~3回程度繰り返す

サウナは1度に長時間入れば良いというものではありません。
②〜④を複数回に分けて行う方が1度に長時間入るよりも圧倒的に効果を発揮します。

何より、1度に長時間サウナ室に入る行為は身体的に非常に危険なので、くれぐれもご注意ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

サウナには12種類以上もあるなんて驚きですよね。

おそらく今回の記事で紹介したサウナ以外にも様々なローカル独自のサウナがあるのかもしれないですね!

気になる方はぜひ、調べてみると面白いかもしれません。

随時サウナに関する記事を更新していきますので、お楽しみに♪

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