ハイフ(HIFU)って何?効果やメリット・デメリットを解説!【2023最新】

ハイフ(HIFU)とは?

ハイフ(HIFU)とは、「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字をとった略称で、日本語で高密度焦点式超音波という意味です。

高密度の超音波を肌奥の層に照射することで、皮膚表面へダメージを与えることなく、熱で皮膚の内側から肌を引き締めることができる痩身治療です。

効果

1. リフトアップ

皮膚は表皮・真皮・皮下組織という3つの層で成り立っており、皮下組織と表情筋の間に「SMAS筋膜」と呼ばれるコラーゲンでできた膜様の組織があります。

引用:https://flora-clinic.jp

加齢によってこのSMAS筋膜が緩んでしまうと、皮膚を支えきれなくなり、顔のたるみにつながってしまいます。

ハイフ(HIFU)は、ピンポイントでこのSMAS筋膜へ熱エネルギーを加えることができるため、リフトアップ効果により、ほうれい線やフェイスラインのたるみの改善が期待できます。

2. 肌の引き締め、ハリ・ツヤ改善

ハイフ(HIFU)の熱エネルギーが加わると、コラーゲン繊維が収縮し、肌を引き締める効果があります。

また、熱エネルギーを受けた組織がダメージを修復しようとする際、コラーゲンやエラスチンといった美肌成分の生成が促進され、皮膚の弾力がアップすることでたるみ毛穴やハリツヤが改善し、キメの整った肌に導いてくれます。

シワの改善にも効果的です。

3. 部分痩せ

また、ハイフ(HIFU)には部分やせの効果もあります。

気になる部位に照射すると、熱エネルギーが脂肪細胞を破壊し、破壊された脂肪細胞は老廃物として身体の外に排出されるからです。

1度の施術ではそこまで変化は感じられませんが、1〜2カ月ほどで徐々に施術した箇所の痩せ効果をを実感することができます。

腰周りや二の腕、太もも、おしりラインといった、食事制限や運動などの努力ではなかなか痩せにくい部位の部分痩せにおすすめです。

ハイフ(HIFU)治療の流れ・効果の持続期間

こちらの記事で詳しく解説しておりますので、ご参照ください↓

ハイフ(HIFU)はこんな方におすすめ!

  • 額のしわが気になる方
  • 目元や目尻がたるんできている方
  • 法令線(ほうれい線)やマリオネットラインが気になる方
  • フェイスラインやほほのもたつきを改善したい方
  • 二重あごが気になる方
  • 痛みやリスクの少ないリフトアップが受けたい方

ハイフ(HIFU)のメリット

①肌表面に傷が残らない

これまでのたるみ解消・リフトアップ治療といえば、こめからから耳の前あたりを切開し、余分な皮膚を切除してから縫合する方法が主流でした。

メスで顔を切開する必要があることやダウンタイムが長くなることから、抵抗を感じている方も多かったです。

しかし、ハイフ(HIFU)が誕生したことで、メスで切開することなくたるみを改善できるようになり、誰でも気軽に治療が受けれるようになりました。

②ダウンタイムがほとんどない

基本的に何か副反応が起きない限りは、ハイフにはダウンタイムはほとんど発生しません。

とはいえ、術後1週間程度は肌がダメージを受けているためとても敏感な状態になっています。

万が一副反応で赤みやむくみが出たり、筋肉痛のような症状が長い場合だと1ヶ月ほど続くこともありますが、ほとんどの場合は数週間で治まります。

③治療時間が短い

照射部位によっても異なりますが、施術時間はおよそ20~30分程度と短いため、忙しい社会人の方でも無理なく通うことができるのも大きなメリットの1つといえるでしょう。

ハイフ(HIFU)のデメリットや副作用、注意点

①施術中に痛みを感じる

ハイフは、超音波の熱エネルギーによって肌の深い部分へアプローチする治療です。

そのため、熱による痛みが生じることがあります。ハイフでは照射出力を調整でき、高い出力で照射するほど痛みは強くなるため、痛みに弱い方は出力を下げて施術を行うと良いでしょう。

とはいえ、「痛すぎて我慢できない!」と感じるほどの痛みではないので、そこまで心配はいらないかと思います。

②肌が乾燥しやすくなる

ハイフの施術後は、一時的に肌の水分量が減少するため、肌が乾燥しやすくなります。

ハイフの施術後はいつも以上に入念な保湿ケアを行いましょう。

③紫外線の影響を受けやすくなる

上述したように、乾燥が起こると、肌が持っているバリア機能が低下し、紫外線ダメージを防ぐ力が弱まります。

こちらもいつも以上に、日焼け止めや日傘などでしっかり紫外線対策をしましょう。

ハイフ(HIFU)が向いていない人

以下の条件に当てはまる方は、ハイフによる施術があまり向いていない場合があります。

● 20代以下の方
● 加齢によって皮膚のたるみが大きく進行している方

一般的に20代以下の若年層の方は、皮膚の深層にあるSMAS(脂肪層と筋層の間にある薄い膜)があまり緩んでいないことから、30代以上の方に比べると効果を感じにくいかもしれません。

ハイフはあくまでも、傷をつけて治す力を利用した治療です。あまり早期に治療することは避けるべきでしょう。

また、加齢の進行状態によってはどんなにハイフ施術を受けても、効果が感じられない可能性もあります。

どうしても施術を受けたい場合は、事前にしっかりとカウンセリングをし、デメリット等をよく理解した上で施術を受けるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はハイフの概要について解説しました。

ハイフにはリフトアップや肌質の改善、部分痩せといった様々な効果があり、今注目の美容ケアの1つです。

おすすめのクリニックや、細かい治療の流れは以下の記事で解説しておりますので、こちらも併せてご参照ください↓

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