ハイフとは?
ハイフ(HIFU)とは、「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字をとった略称で、日本語で高密度焦点式超音波という意味です。
高密度の超音波を肌奥の層に照射することで、皮膚表面へダメージを与えることなく、熱で皮膚の内側から肌を引き締めることができる痩身治療です。
詳しいハイフの仕組みや効果については、以下の記事をご参照ください↓
施術の流れ
ハイフ施術の流れは、大きく以下の5ステップです。
①カウンセリング
まずは医師が診察を行い、施術のリスクなどについてお伝えします。
その上でカウンセリングをして、施術内容を決定します。
②洗顔
施術前にクレンジングや洗顔で顔を清潔な状態にします。
クリニックによっては、専用の施術着に着替えることもあります。
③施術
施術箇所にジェルを塗り、ハイフ施術を行なっていきます。
④クールダウン
施術が終わったらジェルを拭き取り、冷やしたり肌を休めたりしてクールダウンします。
クリニックによっては、保湿ケアをしてくれることもあります。
⑤診察・アフターケアの説明
クールダウン後は、医師による再診察が行われます。
そこで肌の様子や痛みを確認し、必要であればアフターケアを行います。
以上が大まかにはなりますが、施術の流れになります。
効果の持続期間は?
では次に、ハイフ施術後の効果の持続期間について解説していきます。
効果の持続期間に関しては、医療ハイフか否かにもよって異なってきますが、一般的に医療ハイフの場合だと、施術を受けた1〜2か月後に徐々に効果を実感し、半年から1年程度効果が持続すると言われています。
また、医療ハイフ施術後はコラーゲンの生成が活発になり、肌の弾力やハリのアップも期待できます。その効果は1~3ヶ月ほど持続するため、施術を受けるタイミングとしては、大切な予定がある1か月前がおすすめです。
医療ハイフの効果を持続的に実感したい場合は、半年に1回程度のペースで施術を受けると良いでしょう。
※効果の持続性には個人差があるため、医師と肌の状態を確認しながら、施術のスケジュールを決めましょう。
ハイフ施術を受ける際の注意点
ハイフ施術を受ける際は、事前にしっかりと注意点についても理解しておかなければなりません。
ハイフの施術の注意点は、主に以下の3つです。
1.人によって副作用が出る場合がある
2.紫外線によるダメージを受けやすい
3.ハイフ施術が向かない人がいる
1.人によって副作用が出る場合がある
ハイフは重大な副作用が起こりにくい施術ですが、副作用の可能性が全くないわけではありません。
稀に赤み、腫れ、むくみといった症状が出ることがありますが、数日で自然に落ち着くため過度な心配は入りません。
万が一水ぶくれができるなど、症状がなかなか引かない場合はすぐに医師へ相談してください。
2.紫外線によるダメージを受けやすい
最も起こりやすいのが、肌の乾燥です。施術直後の肌は、熱エネルギーの影響で肌の水分量が一時的に減り、乾燥して紫外線ダメージを受けやすくなります。
そのため、保湿をしっかりと行い、日焼け止めを塗るなど紫外線対策を普段以上に気をつけて行うようにしましょう。
3.ハイフ施術が向かない人がいる
以下の条件に当てはまる方は、ハイフによる施術があまり向いていない場合があります。
● 20代以下の方
● 加齢によって皮膚のたるみが大きく進行している方
一般的に20代以下の若年層の方は、皮膚の深層にあるSMAS(脂肪層と筋層の間にある薄い膜)があまり緩んでいないことから、30代以上の方に比べると効果を感じにくいかもしれません。
ハイフはあくまでも、傷をつけて治す力を利用した治療です。あまり早期に治療することは避けるべきでしょう。
また、加齢の進行状態によってはどんなにハイフ施術を受けても、効果が感じられない可能性もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はハイフの施術の流れ、効果の持続期間について解説しました。
ハイフは様々な美容効果があり、手軽にできるため非常におすすめですが、中には向かない人もいます。
メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、施術を受けるようにしましょう!
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