歯のホワイトニング(種類・特徴・料金など)わかりやすく徹底解説

「歯並びは良いけど、なんだか黄ばんで見えてしまう…」
「もっと白い歯で、思いっきり笑いたい!」

そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか?

近年、ホワイトニングはますます身近なものとなり、多くの人がクリニックや自宅でのホワイトニングを通じて、美しい歯を目指しています。

歯が白いと、清潔感や若々しさを与え、笑顔にも自信が持てますよね。

しかし、加齢や日々の食生活、嗜好品の影響で歯は知らないうちに黄ばんだり、黒ずんだりしてしまいます。

そこで今回は、2024年最新情報に基づいて、ホワイトニングの種類、効果、選び方などを徹底解説します。

※本記事は一部広告を含みます

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ホワイトニングの仕組み

「そもそもなぜホワイトニングで歯が白くなるのか?」

と、疑問に感じたことがある方も多いのではないでしょうか?

その仕組みを解説していきます。

ホワイトニングで歯が白くなるメカニズムには大きく、次の3点が影響しています。

①歯の表面についた着色汚れが落ちるから

歯の黄ばみの原因としては、飲食物やタバコなどによる着色汚れがあります。一般的に、普段のブラッシングや市販のセルフホワイトニンググッズで程度除去することが可能なのはこの着色汚れのみです。

ホワイトニングサロンやセルフホワイトニングでは、ポリリン酸や酸化チタンなどが配合されたジェル、ブルーライト(青色LED)で汚れを浮かせる作用を活用し、着色汚れを落としていきます。

②歯の黄ばみの原因である色素が分解されるから

ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングでは、漂白作用のある成分(過酸化尿素や過酸化水素)が配合された薬剤を使用します。

そのため、歯表面の着色汚れを落とすだけでなく、歯の黄ばみ原因である色素を分解し、歯を白くすることが可能です。

③象牙質の色が目立ちにくくなるから

歯は外側からエナメル質・象牙質という層からなっています。

エナメル質は半透明で、象牙質は乳白色です。

このエナメル質が加齢によってすり減っていくことで、内側の象牙質の色が目立ち歯の黄ばみとなります

ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングで使用する薬剤には、歯の表面の構造を変化させる作用があり、歯の表面の構造変化によりエナメル質の光の透過率が下がることで歯が白くなります。(マスキング効果)

以上の3点が、ホワイトニングにより歯が白くなる仕組みです。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。

ホワイトニングは大きく、次の4つに分けることができます↓

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング
  • デュアルホワイトニング
  • セルフホワイトニング

順に解説していきます。

①オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、簡単に言うと、歯科医院で有資格者に行ってもらうホワイトニングのことです。

ホワイトニング剤には過酸化水素を使用し、この過酸化水素が歯の内部に浸透することで、色素が分解され歯が白くなります。

場合によっては特殊な光を照射して薬剤の効果を高めます。

即効性が高いのが特徴です。

メリット

◎短期間で歯が白くなる効果を実感できる

オフィスホワイトニングの最大の魅力はなんといっても、その即効性の高さです。

オフィスホワイトニングでは、高濃度のホワイトニング剤(過酸化水素)を使用します。

即効性が高いため、歯が黄ばんでいたり、くすんでいる方でも1回の施術で日本人の平均的な白さまで一気に戻すことが可能です。

セルフホワイトニングやホームホワイトニングの場合だと、薬剤の濃度が低い分、2週間程度時間をかけて少しずつ白く漂白していくので、どうしても時間がかかってしまいます。

そのため、より短期的に効果を実感したい方にとってはオフィスホワイトニングが最も適した選択肢となるでしょう。

しかしながら、オフィスホワイトニングでも理想とするはの白さによっては複数回の治療が必要になる場合もあります。

デメリット

×歯の色戻りが早い

デメリットとしては、歯の色戻りが早い点が挙げられます。

一回の治療で広くできる反面、その効果の持続性は弱く、最初の施術から2~3ヶ月程度経つと元の色へと戻り始めることがあります。

白さを維持するためには定期的に通い続け必要があります。

×痛みが起きやすい

の表面組織であるエナメル質の表面には、ペリクルと呼ばれる薄い膜で覆われていますが、

ホワイトニング剤はこのペリクルを破壊して歯を白くするため、ペリクルが再生される24時間前後の間は、外部からの刺激に敏感となり、しみるような痛みが発生するケースがあります。(知覚過敏など)

とはいえ、歯科医院では医師が直接痛み止めなどの薬を処方してくれるので、そこまで心配しなくても大丈夫です。

②ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、一度歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受け、ご自身で自宅で行うホワイトニングのことです。

自宅以外でも、道具と材料があればどこでも行うことが可能で、マウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着することで、自分のタイミングで歯を白くすることができます

メリット

何度も歯科医院に通う必要がなく、自宅にいながら自分のタイミングでいつでもできる

オフィスホワイトニングと比べてホワイトニング剤の濃度が低いため、白くなるまでには時間がかかりますが、ゆっくり時間をかけて白くすることで、歯の表面荒れも抑えることができ、透明感のある自然な仕上がりになります。

色戻りがしにくい

ホームホワイトニングでは、通常歯が白くなるまでには2週間~4週間程度の時間がかかりますが、その分色戻りがしにくく、半年~1年程歯の白さを持続する効果があります。

デメリット

×歯が白くなるまでに時間がかかる

上述したように、ホームホワイトニングの場合ですと、有資格者が直接治療を行うことができないため、安全上の観点から使用できる薬剤の濃度が下がります。

そのため、歯が白くなるまでには早い人でも2週間、一般的には1か月程度はどうしてもかかってしまいます。

そのため、「今すぐ歯を白くしたい!」という方にはデメリットになります。

×装着が面倒

基本的に、ホームホワイトニングの場合、毎日マウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて30分程度は歯に装着する必要があります

使用する薬剤やクリニックによって具体的な時間は異なるものの、定められた時間はしっかりと歯に装着していないと効果が発揮されないため、人によっては面倒に感じるかもしれません。

×食事制限がある

これはホームホワイトニングだけのデメリットというわけではありませんが、ホワイトニングをした直後は歯が敏感になっており、通常よりも飲食物の色を吸収しやすくなっています

そのため、治療後一定の時間は、コーヒーやカレーなどの色の付いた飲食物、タバコなどは控える必要があります。

一般的には治療後、数十分から数時間程度(飲食制限)です。

③デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたホワイトニング治療方法です。

オフィスホワイトニングの短時間で高い効果が期待できる強みと、ホームホワイトニングの持続性をそれぞれ活かして効果を最大限に発揮することができます。

メリット

◎オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの良いとこ取りができる

上述したように、デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたホワイトニング治療方法のため、それぞれの良いとこどりができます。

短期的な効果が欲しい際にはオフィスホワイトニングを、効果を持続させたい時はホームホワイトニングを選択できるため、より満足のいく効果を得ることができます。

デメリット

×費用が高い

それぞれの良いとこ取りができるデュアルホワイトニングですが、当然その分費用は高くなります。

通常のオフィスホワイトニングに加えて、ホームホワイトニングもやるわけですから、追加でマウスピースの製作や薬剤の購入が必要となってくるからです。

効果を最大限に発揮できる分、コストは増える点は事前に認識しておきましょう。

④セルフホワイトニング

セルフホワイトニングとは、一言でいうと、自分で行うホワイトニングのことです。

セルフホワイトニングには、

専門店や導入サロン等に行き、設備・道具を使用し、スタッフの指示のもと行う方法

自分でホワイトニング商品等を市販で購入し、自身自身の手で施術を行う

の2つの方法があります

使用するホワイトニング剤には歯表面の汚れを落とす働きがあり、本来の歯の白さを目指します

※セルフホワイトニングは医療行為ではないので、歯医者さんが扱う薬剤や機器は使えません。そのため、あくまでも歯表面の着色汚れを落とす効果しかなく、歯自体を白くするホワイトニング効果(漂白効果)はありませんのでご注意ください。

メリット

◎コストを抑えられる

市販を含め、自分で自由に商品を選択できるため、クリニックでの治療と比較すると圧倒的にコストを抑えることができます。

もちろんその分、漂白効果を享受することはできませんが、歯表面の着色汚れ程度であれば市販の商品でも落とすことができるため、クリニックに通う費用が負担できない方にとっては非常に魅力的な方法と言えるでしょう。

デメリット

×効果に保証がない

セルフの場合、自身ですべての施術を行うため、ホワイトニングの効果にはかなり個人差が出やすいです。

そして何より、セルフホワイトニング商品には、歯そのものを白くする効果はないというのが最大のデメリットです。

日本の法律で、市販商品及びサロン等での商品にはクリニックで使用できる歯の漂白効果のある薬剤の使用が認められていないため、どんなに市販(国内)で商品を探しても、歯そのものを白くすることはできません。

商品によっては科学的な根拠のないもの(ホワイトニング歯磨き粉やテープ等)も沢山出回っているため、完全にセルフでホワイトニングをしたいと考えている場合は注意が必要です。

どの治療方法がおすすめ?費用・効果で比較

「ホワイトニングについてはよくわかったけど、結局どれがおすすめなの?」

と思っている方も多いと思います。結論、どれが自分に適しているかは人により異なります。

しかしながら、自分に合った選択ができるよう、それぞれの特徴を簡単な表にまとめましたので、参考にしてみてください。

3つのホワイトニングを比較した表が以下の通りです↓

オフィスホワイトニングホームホワイトニングデュアルホワイトニングセルフホワイトニング
費用10,000円~70,000円程度25,000円~50,000円程度30,000円〜数100円~5,000円程度
効果持続期間3か月~半年1年程度1年〜不明(商品次第)
メリット1回の施術で白くできる
短期間で白くできる
時間をかけて丁寧に
歯を白くしていける
色戻りがしにくい
良いとこ取りで効果を最大化できるとにかく安く、手軽にできる
デメリット痛みが出やすい
色戻りが早い
白くなるまでに時間
がかかる
装着が面倒
費用が高い効果の保証がない
副反応の危険
こんな人に
おすすめ
短期間で歯をしっかり
と白くしたい人
サボらずにしっかりと
自分でできる人
効果を最大限に発揮したい方とにかく安く済ませたい人
そこまで歯の白さを求めてない人
(着色汚れだけ落ちれば良いという人)

どれが良いのかは、完全に人によりますが、当サイトにはセルフホワイトニングはおすすめしていません効果に保証がないからです。

というのも、そもそも一般の方では、「自分の歯がどの程度黄ばんでいるのか、またどの程度の施術で白くできるのか」といった判断はまずできないかと思います。

そんな状態でホワイトニング効果を謳っている商品を使用し、自力で白くしようとしてもそれは難しいですし、何より危険です。

例えば、歯にひびが入っていたり虫歯ができている状態で無理にセルフホワイトニングを行ってしまうと知覚過敏などの激しい痛みが発生します

「歯をしっかりと安全に白くする」ためにも、まずは一度歯科医院へ行き、歯の状態を確認してもらってから、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを行うことを強くおすすめします。

「ホワイトニング歯磨き粉」は効果ない?

よく薬局などで、「歯が白くなる」や「ホワイトニング」と書かれた歯磨き粉を見かけたことがありませんか?

「本当に白くなるのか?」

「使ってるけど全然白くならない、、」

と感じたことがある方も多いと思います。

結論から言うと、日本で市販されている歯磨き粉にホワイトニング効果はありません。

というのも、歯科医院と市販の歯みがき粉では使用できる薬剤の種類が異なり、日本では市販の歯磨き粉に「歯を白くする濃度の過酸化水素」を配合することは法律で禁止されているからです。

なので、いくら市販で販売されている歯磨き粉を使っても残念ながら歯が白くなることはありません

あくまでも、歯表面の着色汚れを落とす程度の効果しかありませんのでご注意ください。

どうしても市販製品で歯を白くされたい場合は、海外の輸入品であれば過酸化水素の配合が合法のため、輸入サイトなどで購入するのも一つの手ではありますが、完全に自己責任となりますので、覚悟を持った上で購入をしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はホワイトニングについて、それぞれの特徴を詳しく解説しました。

どれが良いかは一概には言えませんが、歯をしっかりと白くしたいのであれば、やはり歯科医院でのオフィスホワイトニング・ホームホワイトニングをおすすめします。

確かに、セルフホワイトニングだと手軽な金額で始めることができるのも事実ですが、上述したように、歯が白くなることはないため、結局お金を無駄にしてしまいます。

時間とお金を無駄にしないためにも、はじめからしっかりと歯科医院でホワイトニングを行うようにしましょう!

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